ヨーロッパで韓国語教育や韓国文化を効果的に発信する役割を担う「拠点世宗学堂」が、フランス・パリに設立されました。 
 
韓国文化体育観光部が管轄する世宗（セジョン）学堂財団によりますと、パリの中心部にあるパリ・コリアセンターに設立された拠点世宗学堂は、西ヨーロッパや南ヨーロッパの9か国21か所の世宗学堂を統括し、新規学堂の開設や教員向けの教育、また、現地に進出している韓国機関との協力などを担当することになります。
 
現在、語学学校としての世宗学堂は、世界84の国と地域の244か所で運営されていて、ハブとなる拠点世宗学堂はインドネシア、アメリカ、ベトナムに続き、フランスが４番目となります。
 
パリの世宗学堂は、ことしは9月19日から韓国語のクラスを初級と中級、合わせて14クラス運営していますが、900人を上回る受講の応募があったということで、現地の韓国語人気がうかがえます。
 
28日に行われた、設立記念式典には、フランス駐在韓国大使をはじめ、フランスの政府関係者や教育関係者など100人が参加したということです。