韓国では14日の朝、全国的に気温が氷点下となり、この冬一番の寒さとなりました。
ソウルの最低気温はマイナス11度で、体感温度は強風のためマイナス19.7度まで下がりました。
体感温度とは、人が感じる暑さや寒さを数値的に表したもので、気温に湿度や風の強さを加味して算出します。
京畿道(キョンギド)東豆川(トンドゥチョン)市の最低気温はマイナス12.7度、水原(スウォン)市はマイナス11.2度でした。
江原道(カンウォンド)鉄原(チョルォン)郡の最低気温はマイナス13.3度、春川(チュンチョン)市はマイナス11.1度、束草(ソクチョ)市はマイナス10.5度でした。
気象庁は京畿道や江原道、忠清北道(チュンチョンブクト)、慶尚北道(キョンサンブクト)の一部の地域に寒波警報を出したほか、ソウルや仁川(インチョン)、大田(テジョン)、世宗(セジョン)などには寒波注意報を出しました。
一方、京畿道や江原道、忠清南道(チュンチョンナムド)、忠清北道、世宗、慶尚北道には大雪注意報も出されました。
京畿道南部、江原道南部の内陸、忠清道(チュンチョンド)北部では14日、10センチ以上の雪が積もると予想されています。