旧正月「ソルラル」の連休最終日の24日、済州島では、強い風の影響で済州島を出発、または到着する空と海の便がすべて欠航となり、Uターンの帰省客が足止めされました。
韓国航空公社によりますと、済州国際空港に強風特別警報が出され、すでに欠航が決まっていた330便あまりを含めて、済州島を離発着する予定の476便のすべてが欠航となりました。
航空各社は欠航により足止めされた旅行客のために、25日と26日に臨時便を追加で運航する予定です。
仁川国際空港などほかの空港を離発着する航空便は正常に運航中です。
また、済州島周辺の海上には波浪警報が出され、済州島を結ぶフェリーの便もすべて欠航となりました。
済州地方気象台によりますと、24日午前5時の時点で、済州島の山間部に大雪注意報、済州島全域に強風注意報がそれぞれ出されています。
25日までの予想降雪量は、済州島の山間部で最大で70センチ以上、全羅南道(チョンラナムド)や済州島のそのほかの地域で最大で30センチとなる見込みです。
一方、連休最終日の24日は、北西から冷たい空気が流れ込み、全国ほとんどの地域で寒波特別警報が出されました。
日中の最高気温はソウルでマイナス12度、釜山でマイナス4度と、前日より17度ほど一気に冷え込み、全国でマイナス14度からマイナス3度の厳しい寒さとなっています。
★2023年5月1日修正