韓半島西の海、西海(ソヘ)上で発達した雪雲が内陸に流れ込み、ソウルや中部地方を中心に26日は朝から雪が降り続き、各地で大雪注意報が出されています。
気象庁は25日の深夜から26日午前にかけて、ソウルや仁川(インチョン)、京畿道(キョンギド)の首都圏、忠清北道(チュンチョンブクト)や忠清南道(チュンチョンナムド)、江原道(カンウォンド)などを中心に大雪注意報を出しました。
大雪注意報は、雪が24時間に5センチ以上積もると予想される場合に出されます。
仁川や西海岸側の泰安(テアン)では10センチ近く雪が積もったほか、ソウルを含む首都圏の西側でも5センチ前後の積雪量を記録しました。
一方、大雪注意報が出されたことで、空の便にも影響が出ています。
行政安全部によりますと、26日午前11時の時点で、航空便5便が欠航になりました。済州(チェジュ)空港を出発する便が3便、群山(クンサン)空港1便、原州(ウォンジュ)空港1便です。
このほか、金浦(キンポ)空港から済州へ行く23便と、金浦に到着する7便の合わせて30便に遅れが出ています。
また、仁川空港でも、10時10分に仁川を発ちパリのシャルル・ド・ゴール空港へ向かう予定だったエアフランスAF267便など、出発便8便と到着便6便、合わせて14便が遅延となっています。