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政治

韓国軍 弾頭9トンのミサイルを近く発射実験か

Write: 2023-02-02 10:11:06Update: 2023-02-02 10:34:50

韓国軍 弾頭9トンのミサイルを近く発射実験か

Photo : YONHAP News

韓国軍は、弾頭重量9トンと破壊能力の高い「玄武(ヒョンム)」系列の弾道ミサイルの発射実験を、近々行うもようです。  
 
韓国軍によりますと、「玄武」系列の弾道ミサイルの発射実験の準備を国防科学研究所で進めているということです。
 
ミサイルの正確な名称やサイズなどは明らかにしていませんが、世界最大級とされる重さ8~9トンの弾頭を搭載し、頂点到達後、音速の10倍以上の速度で下降するということです。
 
重い弾頭により破壊力が大きくなり、地下の要塞なども攻撃できます。
 
韓国軍は、ミサイルの発射実験により、いわゆる韓国型「3軸システム」を強化したい考えです。
 
韓国型「3軸システム」は、北韓のミサイル発射の兆候を探知してから先制攻撃するまでのいわゆるキルチェーン・システム、発射されたミサイルを迎撃する韓国型ミサイル防衛システム(KAMD)、北韓から攻撃された場合に指導部などに報復攻撃を行う大量反撃報復(KMPR)の戦力を備える戦力増強計画からなります。
 
一方、国防科学研究所は、忠清南道(チュンチョンナムド)泰安(テアン)郡の安興(アンフン)実験場付近から南西へおよそ300キロ離れた韓半島の西側の海域に、3日と4日に、航行警報を出していて、この期間に発射実験を行うという見方が出ていましたが、国防部は、3日は安興から海上に向けた射撃を行わないとしています。
 
国防部は去年10月1日の「国軍の日」の記念式典で、「玄武」を発射する映像を初めて公開しています。

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