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社会

女性の婚姻件数 40代前半が20代前半を2年連続で上回る

Write: 2023-03-20 10:19:22Update: 2023-03-20 14:25:36

女性の婚姻件数 40代前半が20代前半を2年連続で上回る

Photo : YONHAP News

晩婚化が進み、40代前半に結婚する女性の数が20代前半に結婚する女性の数より2年連続で上回ったことがわかりました。

統計庁が20日、発表した統計調査によりますと、去年の女性の婚姻件数は、40~44歳の40代前半が1万949件で、20~24歳の20代前半を836件上回りました。

40代前半の女性の婚姻件数は、おととしに続いて、2年連続で、20代前半の女性の婚姻件数を上回っています。

統計を取り始めた1990年以降、40代前半の女性の婚姻件数は、おととし初めて、20代前半を上回りました。

全体の婚姻件数は、1997年には38万8960件だったのが、去年は19万1690件で、51%減っています。

この間(かん)に、20代前半の女性の婚姻件数が10分の1に減っているのに対し、40代前半の女性の婚姻件数は1.5倍に増えています。

背景には、少子化が進み、20代の女性の人口が30%も減っていることがあります。40代の女性の人口は16%増えています。

また、「結婚しなければならない」という認識が薄れていることも一つの要因となっています。

去年、統計庁が行った調査によりますと、「結婚しなければならない」と考える20代の女性の割合は35.1%で、10代の29.1%に次いで2番目に低くなっています。40代は42.3%でした。

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