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政治

韓国 ルーマニアの原発施設受注 単一設備では過去最大

Write: 2023-06-28 12:25:42Update: 2023-06-28 18:09:07

Photo : YONHAP News

韓国の電力会社、韓国水力原子力がルーマニアに2600億ウォン規模の原発設備を輸出することがわかりました。原発の単一設備としては、過去最大規模です。

産業通商資源部は27日、韓国水力原子力がルーマニアで進められる2600億ウォン規模のトリチウム除去設備(TRF)建設事業を受注したと明らかにしました。

この事業は、重水炉を稼働する際に発生する放射性物質「トリチウム」を捕集・貯蔵する設備を建設するもので、事業期間は、ことし7月から2027年8月までだということです。

事業規模は、2600億ウォンで、原発の単一設備としては過去最大規模だということで、去年のルーマニアへの輸出額(5億3000万ドル)の38%に該当します。

去年、エジプト・エルダバ原発事業を受注したのに続き、今回のルーマニアの原発設備の受注によって、政府が掲げた「2027年までに海外原発設備の受注額5兆ウォン達成」と、「2030年までに海外原発10基達成」という目標に近づきました。

さらに、ルーマニアがチェルナヴォダ原発の運転続行に向け2兆5000億ウォン規模の設備改善事業を行う予定であるため、韓国水力原子力は、今回の受注が大型の後続事業の受注にも前向きな影響を与えるとの期待を示しています。

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