去年の北韓の経済成長率はマイナス0.2%で、3年連続のマイナス成長となったことがわかりました。
韓国銀行は北韓の経済成長率を毎年推定し、発表していますが、北韓の去年のGDP=国内総生産は、おととしに比べて0.2%減少したということです。
北韓の経済成長率は2019年にはプラス0.4%だったものが、2020年にマイナス4.5%と、マイナスに転じ、2021年もマイナス0.1%となっていました。
韓国銀行は、「北韓に対する国際社会の経済制裁と新型コロナによる国境封鎖の影響が続くなか、気象条件の悪化などが重なって成長率が低下したものとみられる」と説明しました。
一方、去年の北韓のGNI=国民総所得は36兆7000億ウォンで、韓国の60分の1にとどまっています。
1人当たりのGNIは143万ウォンで、韓国の30分の1程度となっています。