韓国で働いている外国人の数は、前の年より8万人増えて92万3000人と、これまででもっとも多くなったことがわかりました。
統計庁と法務部が、ことしの移民者の滞在と雇用に関する調査の結果を発表したところによりますと、ことし5月の時点で、韓国に住んでいる外国人の数は前の年より12万9000人増えて143万人、このうち働いている人の数は、前の年より8万人増えて92万3000人と、いずれも統計を取り始めた2012年以降でもっとも多くなりました。
統計庁は、「新型コロナの世界的な大流行が終わり、非専門職の外国人就業者数と留学生が大きく増えたため」と説明しています。
外国人就業者の半数以上が30代以下で、全体のおよそ半分の人は、月給が200万ウォン台でした。
国籍別では、韓国系中国人が35%でもっとも多く、次いでベトナム人、中国人の順でした。