来年の大阪・関西万博に出展する韓国のパビリオンの工事が始まりました。
韓国は、来年4月13日から6か月にわたって大阪の夢洲で開かれる大阪・関西万博に向けて、パビリオンの建設工事に着工しました。
韓国のパビリオンは、参加する150か国あまりのなかで、もっとも広い3500平方メートルの敷地に建てられます。
AI=人工知能や再生可能エネルギーなどの先端技術を活用する予定で、光や音の演出による没入型の展示が特徴だということです。
韓国のパビリオンのテーマは、「ウィズ・ハート(心をつないで)」で、個人と個人、個人と社会など、すべての主体が互いにつながっているというメッセージが込められているということです。
展示は3つのスペースに分けられ、100人ずつ、一度に入場できるようになるということです。
演出の総監督は、「先端技術を駆使した展示で、来館者一人ひとりが主人公の気分を味わえる」と強調しました。
韓国のパビリオンの建設費用は、およそ30億円で、年内の完成を目指しています。