尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の支持率は、医学部の定員を拡大する政策への評価に支えられ、2週連続で39%と、40%台に迫っています。
世論調査会社「韓国ギャラップ」は、今月5日から7日まで全国の成人男女1000人を対象に世論調査を行い、その結果を8日、発表しました。
それによりますと、尹大統領の国政運営に対する前向きな評価は、先週から横這いの39%でした。
前向きな評価は先週、前の週に比べて5ポイント上昇して39%となっていて、40%に近づいたのは、去年7月の第1週の調査で38%となって以来、8か月ぶりです。
前向きな評価の理由としては、「医学部の定員拡大」が28%でもっとも高く、続いて「決断力、推進力、根気」を挙げた人と「外交」と答えた人が、それぞれ9%、そして「公正、正義、原則」が5%となっていました。
これまで1年近く「外交」がもっとも高くなっていましたが、先週からは「医学部の定員拡大」が1位に浮上しています。
一方、否定的な評価は、1ポイント上昇して54%でした。
否定的な評価の理由としては、「経済、国民生活、物価」を挙げた人が16%でもっとも高くなっていました。
この調査の信頼水準は95%、標本誤差は±3.1ポイントです。詳しい世論調査の結果は、韓国ギャラップと中央選挙世論調査委員会のホームページで確認できます。