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文化

金恵順さんの詩集「翼の幻想痛」 全米批評家協会賞を受賞

Write: 2024-03-22 11:05:37Update: 2024-03-22 11:07:21

金恵順さんの詩集「翼の幻想痛」 全米批評家協会賞を受賞

Photo : YONHAP News

韓国の詩人、金恵順(キム・ヘスン)さんの詩集「翼の幻想痛」が、アメリカの権威ある文学賞の一つ、全米批評家協会賞を受賞しました。 
 
全米批評家協会は現地時間の21日、アメリカ・ニューヨークで授賞式を開催し、詩部門の受賞作として金恵順さんの詩集「翼の幻想痛」を選定しました。
 
韓国人作家が全米批評家協会賞を受賞するのは初めてです。
 
今年の詩部門の最終候補5作品のうち、原作が外国語の作品は「翼の幻想痛」だけでした。

この作品は、1955年生まれの金さんが、デビュー40周年を迎えた2019年に出版した13冊目の詩集です。

去年5月に英語板がアメリカで出版されて以来、高い評価を得ていて、ニューヨーク・タイムズ紙が去年の暮に発表した「ことし最高の詩集5冊」にも選ばれています。

全米批評家協会は、1975年から毎年、詩、小説、ノンフィクション、伝記などの部門で、英語で出版された作品のうち、最も優れたものに賞を授与しています。
 
金さんは、この作品で、神経痛など個人の痛みだけでなく、2014年に起きた旅客船「セウォル号」の沈没事故といった社会的な苦しみを詩として表現し、多くの共感を呼んでいます。

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