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国際

北韓高官が訪中 中国序列4位と会談 関係強化で一致

Write: 2024-03-22 14:14:54Update: 2024-03-22 14:28:26

北韓高官が訪中 中国序列4位と会談 関係強化で一致

Photo : YONHAP News

中国を訪れている北韓の朝鮮労働党の幹部が、中国共産党で序列4位の王滬寧(おう・こねい)政治局常務委員と会談し、両国の関係を強化することで一致しました。 
 
中国メディアによりますと、北韓の朝鮮労働党の金成男(キム・ソンナム)国際部長は21日、北京を訪問し、中国共産党の序列4位で、習近平国家主席のブレーンとされる、王滬寧(おう・こねい)政治局常務委員と会談したということです。

中国と北韓は国交樹立から75年となることしを「中朝友好の年」と定めていて、会談で両者は、これを機に両国間の交流と協力をさらに深めることで一致したということです。
 
北韓の朝鮮中央通信も22日、金部長が率いる代表団が中国、ベトナム、ラオスへの歴訪をスタートさせたと伝えました。
 
朝鮮労働党の国際部長は、外交を統括するポストで、金部長が海外を歴訪するのは、2021年1月の就任後、初めてです。
 
金部長は、長年にわたって、故金日成(キム・イルソン)主席と故金正日(キム・ジョンイル)国防委員長の中国語通訳を務め、中国の事情に精通しているとされています。
 
金部長が最初の海外歴訪の訪問先として、中国、ベトナム、ラオスの3か国を選んだのは、伝統的な社会主義の友好国との関係を強化する狙いがあるものとみられます。
 
なかでも、中国への訪問は、北韓とロシアとの接近によって相対的に疎遠になりつつある中朝関係に活力を吹き込み、ロシアを含めた中ロ朝3か国の連携を進めたい思惑があるものとみられます。

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