チャン·ジェヒョン監督の「パミョ（破墓）」が、今年に入って公開された韓国映画としては初めて観客動員数1000万人を達成しました。 

配給会社ショーボックスは、「パミョ」が24日の午前8時の時点で累積観客数1000万1642人を記録したと発表しました。

先月22日に公開されてから31日目の達成です。

韓国映画として観客動員数1000万人を超えたのは、歴代23番目で、ことしは初めてです。

最近では、去年12月24日にキム・ソンス監督の「ソウルの春」が累積観客数1000万人を達成しています。

「パミョ」は、ムダンと呼ばれる韓国のシャーマニズムに風水を絡めたオカルトミステリーで、風水師と葬儀屋、そしてムダンが、大金と引き換えに裕福な家族の先祖の墓を掘り返すことから始まる奇妙な事件を描いています。

悪霊などの超自然現象を主題にしたオカルト映画が観客数1000万人を超えたのは、これが初めてです。

ヒットの理由として、批評家は、チェ・ミンシクさん、キム・ゴウンさん、ユ・ヘジンさんなど、実力派俳優たちの鬼気迫る演技と、テーマが韓国人に馴染みのあるものだったことを挙げています。