韓国東部の江原道(カンウォンド)の山間地で、30センチを超える雪が積もりました。多いところでは、さらに15センチの雪が降ると予想されています。
気象庁によりますと、25日午後4時から26日午前8時までに、江原道の山間地で雪が積もり、香爐峰(ヒャンロボン)で34.8センチ、九龍嶺(クリョンニョン)で34.2センチ、平昌(ピョンチャン)の龍山(ヨンサン)で23.6センチ、大関嶺(テグァルリョン)で17.8センチの積雪が観測されました。
積雪により五台山(オデサン)の登山道が完全に通行止めとなったほか、雪岳山(ソラクサン)と雉岳山(チアクサン)の登山道は、それぞれ21か所で通行が制限されています。
江原道は、大雪による被害を防ぐため、警戒態勢をとっていて、除雪機149台と作業員187人、除雪剤122トンを投入し、作業にあたっています。
現在、江原道の北部と中部の山地には、大雪警報、南部の山地や平地には大雪注意報が出されています。
大雪注意報は、雪が24時間に5センチ以上積もると予想される場合に出され、大雪警報は平地では20センチ以上、山間地では30センチ以上積もると予想される場合に発令されます。