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社会

世界スカウト機構「23年韓国大会 失敗の原因は政府の介入」

Write: 2024-04-24 13:00:18Update: 2024-04-24 17:31:22

世界スカウト機構「23年韓国大会 失敗の原因は政府の介入」

Photo : YONHAP News

去年8月、韓国で開催された、ボーイスカウト・ガールスカウトの最大のキャンプ大会「世界スカウトジャンボリー」が失敗に終わった原因について、世界スカウト機構は、「政府の過度な介入が問題だった」と指摘しました。  
 
世界スカウト機構は、23日に報告書を発表し、「韓国政府が誘致の段階で示した計画と、実際の会場の様子は大きく違っていた」と批判しました。
 
去年の8月に韓国の全羅北道(チョンラブクド)で開催された第25回世界スカウトジャンボリーは、多くの参加者が熱中症で倒れるなど、安全管理のずさんさが指摘されたあと、予定より早く閉会する事態となりました。
 
世界スカウト機構は、「韓国政府が事実上の主催者になったことで、韓国スカウト連盟がつまはじきにされてしまった」としたうえで、「公務員を中心に構成された組織委員会は数回にわたってメンバーが入れ替わったが、適切な引き継ぎが行われなかった」と指摘しました。
 
報告書では、新型コロナウイルスの感染拡大が大会の運営に影響を与えた可能性があるとする一方で、2017年に開催が決定したあと、開幕まで十分な時間があったと指摘しました。
 
これに対し、韓国政府は声明を発表し、「政府の介入が問題だったという指摘には同意できない」と述べ、「政府は、自治体などと連携して現場の問題に適切に対応した」と反論しました。

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