韓国の去年の経済成長率はマイナス1%となり、22年ぶりのマイナス成長となりました。
韓国銀行が26日、発表したところによりますと、去年の韓国のGDP=国内総生産は、物価変動を除いた実質ベースで、前の年に比べてマイナス1%でした。
世界金融危機に見舞われ、マイナス5.1%となった1998年以来、22年ぶりのマイナス成長です。
四半期別に見ますと、新型コロナの影響から、去年1月から3月期はマイナス1.3%、4月から6月期はマイナス3.2%と後退が続きましたが、下半期からは上昇に転じ、7月から9月期は2.1%、10月から12月期は1.1%となりました。
輸出は、半導体や化学製品を中心に5.2%伸びましたが、サービスや食品飲料などの消費の冷え込みから、民間消費は、全体的に1.7%減少しました。