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李大統領 「核の脅威なくす努力を」

Write: 2010-04-13 11:25:31

アメリカを訪れている李明博(イ・ミョンバク)大統領は、現地時間で12日、世界47か国の首脳らが集まる核セキュリティー・サミットの前に開かれた晩さん会に出席し、核兵器のない世界に向けて国際社会がともに努力していかなければならないと強調しました。
核セキュリティーサミットは、オバマ大統領が人類最大の脅威は核を利用したテロだとしてその対応を講じるために開催を呼びかけたもので、韓国など世界47か国と、国連やIAEA=国際原子力機関、それにEU=ヨーロッパ連合の代表が参加して、12日から2日間の日程でワシントンで開かれています。
このうち12日午後、オバマ大統領の主宰で行われた晩さん会では核を使ったテロの脅威の現状や対応などについて意見が交わされました。
李明博大統領はこの席で、西海で起きた哨戒艦の沈没事故について多くの国々からお見舞いのメッセージを受けたことに感謝の意を表した後、核兵器の脅威をなくすためには、▼核兵器保有国が核兵器を削減しようとする努力と、▼国際社会が核兵器を開発しようとする諸国の動きにはどめをかける努力、▼原子力発電所を稼動している国々がプルトニウムやウランなどの物質を安全に管理する努力が必要だという考えを示しました。
そして原子力発電は地球の温暖化現象などを防ぐクリーンなエネルギーで、核を平和的に利用し、人類に有益なものとする努力が必要だと強調しました。
また李大統領は、北韓の核問題について、6か国協議の枠組みの中での解決に向けて努力していることを説明し、国連の北韓に対する制裁決議を実行している国々の努力を高く評価しました。
李明博大統領は13日、核セキュリティーサミットに出席して、韓国の原子力発電所の安定的な運営現状を説明する計画です。

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