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5.18民主化運動30周年 全国で記念行事開催 

Write: 2010-05-18 16:40:26

5月18日は韓国南部の光州(クァンジュ)で民主化運動が起きて30周年になり、光州やソウル、釜山(プサン)、大邱(テグ)など、全国各地で追悼の行事が行われました。
光州民主化運動は、1980年5月18日に、民主化を求めて光州の学生や市民が鎮圧軍部隊と衝突し、軍の発砲によって200人以上が死亡または行方不明になったもので、今年で30周年となります。
この日午前、光州にある5.18民主化国立墓地では、鄭雲燦(チョン・ウンチャン)国務総理やハンナラ党の鄭夢準(チョン・モンジュン)代表、民主党の丁世均(チョン・セギュン)代表など与野党の関係者や国会議員、遺族、市民など2500人あまりが出席して記念式が行われました。
「5月、未来を照らす光」をテーマに開かれた記念式では、鄭雲燦国務総理による献花と焼香、記念映像の上映、光州市立合唱団や仁川(インチョン)オペラ合唱団による公演などが行われました。
李明博(イ・ミョンバク)大統領は去年に続いて今年も式典には出席しませんでした。
また、国家報勲処が去年まで公式追慕曲として記念式で歌っていた『あなたのための行進曲』を記念式で歌わないことにしたことに反発して記念式への出席を拒否していた遺族会、負傷者会など一部の5.18民主化運動関連団体の関係者500人あまりは、以前の5.18民主化国立墓地で別途記念式を行いました。
このほか、この日午前、ソウル広場でも民主化の有功者や遺族、ソウル青少年大会の学生など600人あまりが出席して記念式がおこなわれたほか、仁川や全州(チョンジュ)などでも多彩な記念行事が行われました。

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