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「作戦統制権の返還時期めぐり接触中」 国防部長官

Write: 2010-06-16 15:42:41

2年後の2012年4月に韓米連合司令官から韓国軍に戻ってくることになっている韓半島有事の際の作戦統制権について、金泰榮(キム・テヨン)国防部長官は「2012年は適切な年度ではない」という見解を示し、返還の時期をめぐってアメリカと実務レベルで接触していることを明らかにしました。
金泰榮国防部長官は15日、国会の外交・統一・安全保障分野の対政府質疑に出席し、戦時の作戦統制権の返還時期を延期することについて、「国内外から多様な意見を聞いており、アメリカとも実務レベルで接触している」として、戦時の作戦統制権の返還時期を先送りする考えを示しました。
これについて国防部関係者は「戦時の作戦統制権の返還によって韓国の安全保障にどのような脅威が生じるか、その対策は何かなどについて韓米当局が実務レベルで検討している」と説明しました。
平時の作戦統制権は1994年12月に韓国軍に戻ってきましたが、戦時の作戦統制権は韓米連合司令官が持っており、故盧武鉉前大統領は自主防衛を強化するために戦時の作戦統制権の返還を進め、その後のアメリカとの協議を経て2012年4月に返還することで合意していました。

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