政府は、今年の経済成長率見通しを5.8％に上方修正しました。
企画財政部が24日、李明博(イ・ミョンバク)大統領に報告した「2010年下半期の経済政策方向」によりますと、今年の経済成長率は、1月に予想していた5.0％より0.8ポイント高い5.8%になるだろうと予想しました。
内需と輸出がともに堅調で、第1四半期の成長率が前の年の同じ期間より8.1％も成長し、民間部門も回復しているということです。
また、今年の就業者の増加数は、1月に予想していた25万人より5万人多い30万人となり、消費者物価は景気回復によるインフレ圧力の高まりで、下半期には3.1％、年間では2.9％上昇するとみています。
さらに、来年の経済見通しについては、世界経済が今年と同じくらい成長し、雇用回復や企業実績の改善などによって消費と投資が増え、経済成長率は5％前後になると予測しています。
また、就業者数は年間で25万人増え、消費者物価の上昇率は3.0％になると予想しています。