製造業が感じる景気判断を示す景気判断指数が、8年ぶりに最高となりました。
韓国銀行が17日から24日まで全国の企業、2400社あまりを対象に調べた結果、6月の製造業の景気判断指数(BSI)は105となり、先月の5月より2ポイント上昇したことがわかりました。
これは2002年第2四半期に114を記録して以来最も高い数値で、3か月連続100を上回りました。
韓国銀行は2002年までは四半期ごとに景気判断指数を調査して発表していましたが、2003年からは月別に発表しています。景気判断指数が100を超えるのは、景気が良いと感じる企業が、景気が悪いと感じる企業より多いことを意味します。
一方、製造業のうち輸出中心の企業の景気判断指数は117となり、5月より8ポイント上昇しましたが、内需中心の企業は97と逆に3ポイント下落しました。
これは、内需の景気は相対的に不振が続いているためと分析されています。