今後、小学校と中学校で、一般教科の授業でも芸術授業の技法を活用するなど、芸術教育が強化されます。
教育科学技術部は、文化体育観光部と共同で、こうした内容を盛り込んだ「小・中学校芸術教育活性化策」を発表しました。
それによりますと、来年から国語の授業で演劇について教えるときに演劇専門講師と共同で教えたり、英語の授業で英語の漫画を描いたりするなど、一般科目でも芸術授業の技法が活用されます。
政府はまた、来年度から適用される教育課程の編成で、音楽や美術など芸術科目の時間を増やすように誘導し、多様な芸術授業のモデルを適用するように促す方針です。
さらに、2012年までに、芸術・体育重点学校100校と、芸術教育先導学校1000校を指定し、多様な芸術教育を実施します。
政府はこのほか、才能のある学生により専門的な芸術教育を提供するため、20の大学に芸術英才教育院を付設するとしています。