与党・ハンナラ党は党の代表と指導部を選ぶ全党大会前日の13日、最後のテレビ討論会を行い、候補たちは政策発表を行いました。
今回の全党大会は先の統一地方選挙で与党が惨敗したことから、新しい指導部を選出するためのもので、李明博(イ・ミョンッバク)大統領に近い議員5人、朴槿恵(パク・クネ)元代表に近い議員4人など合わせて11人が立候補しています。
13日、KBSで生中継された最後のテレビ討論会で、各候補はハンナラ党の刷新や統合、国政運営などをめぐって激しい討論を行いました。
14日の全党大会では代議員による現場での投票に、不特定の一般の国民を対象にした電話による投票の結果も加えて、女性1人を含む上位5人を新しい指導部として最高委員に選出します。
そして最高得票者が党の代表につくことになっており、それぞれの派閥は全党大会直前まで内部で候補者の絞り込みを続け、票の分散を防ぐものとみられます。