中東のレバノンで国連のPKO=平和維持活動に当たっている韓国陸軍の東明(トンミョン)部隊が派遣されてから19日で3年となりました。
東明部隊は韓国陸軍の工兵や通信・医務・輸送などおよそ360人で構成されており、レバノン住民とパレスチナ住民が住んでいる南部のティールで、イスラエルとレバノンとの停戦協定に基づいて、武装勢力の活動を抑制する平和維持活動を行っています。
そして幹線道路と川での偵察活動を通じて今年だけで65台のテロ容疑の車両を摘発して貢献しています。
さらに地元住民のために下水道を作り、コンピューターや裁縫、畜産技術を伝えたほか、学校を改修・補修し、住民75人が韓国を訪れて交流するきっかけも作りました。
東明部隊は3年半近くにわたる平和維持活動の任務を果たし、年末に帰国することになっています。