25日から4日間行われる韓米合同軍事演習に参加する予定の、アメリカ海軍第7艦隊の原子力航空母艦、「ジョージ・ワシントン号」が、21日午前、釜山(プサン)港に入りました。
「ジョージ・ワシントン号」は1992年7月から就役し、地中海やアラビア海などでアメリカ地上軍を支援する任務に当たっていましたが、2008年9月からは日本のアメリカ軍横須賀基地を母港にしている原子力航空母艦です。
「ジョージ・ワシントン号」の船団の構成はイージス艦4隻に駆逐艦7隻、原子力潜水艦1~2隻で、作戦半径は1000kmにわたります。
「ジョージ・ワシントン号」艦長のラウスマン大佐は、釜山港入港に当たって、「韓国はアメリカの友人であり、同盟国でもある。我々が韓米合同軍事演習に参加することは、アメリカが韓国を支援し、敵の攻撃を抑止する意志と能力を持っていることを表わすものだ」と述べました。
「ジョージ・ワシントン号」は、釜山港に停泊する間、韓国の主要人物を招いたレセプションを開くほか、乗船して見学できるイベントも行う予定です。
また、乗組員の一部は釜山地域の老人ホームや孤児院、学校などを訪問してボランティア活動も行うことにしています。