国防部はこれまで男子に限られていた大学の将校訓練課程(ROTC)に、今年下半期から初めて女子大生も選抜する方針だと2日、発表しました。
予備役将校訓練課程は、大学の中に設置された軍の将校を養成するための教育課程で、一般の大学生とともに授業を受けながら軍事訓練を受ける仕組みです。
この課程を終えると、卒業後の数年間は軍隊で服務しなければなりませんが、在学中は学費が免除されるため、競争率が高くなっています。
これまでこの課程は兵役の義務のある男子大学生に限って志願することができ、女性が将校になるためには士官学校を卒業するか、大学卒業後に女軍士官を志願しなければなりませんでした。
国防部はこの秋に、女子大学を含む7つの大学を選定して、予備役将校訓練課程を設置し、女子の訓練課程生60人を選ぶ計画で、ここではすべて男子同様の教育訓練を受けることになります。