政府は、現在各地にばらばらに造成されている自転車専用道路について、2019年まで全国の自転車専用道路を整備して1つの道路にまとめる計画を発表しました。
これは、行政安全部が3日発表したもので、それによりますと、政府は、2019年まで1兆ウォンの予算をかけて、全国を行き来できるおよそ2175キロの自転車専用道路を造成するということです。
具体的には、まず全国を四角い形で囲む「全国循環網」の道路を造成し、そこから内陸部と結ぶ「内陸連係網」をさらに造成して、全国につながる自転車専門道路を作るということです。
行政安全部はまた、自転車専用道路の入り口や出口、交差点などを赤い色で道路舗装して一般道路と区別できるようにするほか、これまで1.1メートルだった自転車専用道路の幅を1.5メートルに広げ、併行して走る一般道路との間隔を確保できるようにする方針です。
今回の計画の背景について、行政安全部の関係者は、「これまでは自治体の間で建設時期が異なり、全国の自転車専用道路がばらばらになっているという問題があったため、総合的な計画の下で全国をつなぐ自転車専用道路を造成することにした」と説明しています。