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双龍自動車の売却 優先交渉先は印マヒンドラに

Write: 2010-08-12 14:31:35

経営再建中の双龍自動車の売却に向けた優先交渉先として、インドの自動車大手マヒンドラ・アンド・マヒンドラが選ばれました。
韓国第5位の自動車メーカー、双龍自動車は12日、今月10日までに買収案を提示していたマヒンドラやルイア・グループなど3社を総合的に評価した結果、インドの自動車大手マヒンドラ・アンド・マヒンドラを同社の売却に向けた優先交渉先に選んだことを明らかにしました。
マヒンドラが提示した売却額は4億8000万ドルとされており、双龍自動車はマヒンドラから入札代金の5%に相当する入札履行保証金を受け取り、8月末までに了解覚書を締結する計画です。
そして来月中に優先交渉先との確認調査を行い、10月には売却額を確定し、11月に本契約を結ぶ予定です。
双龍自動車はまた、優先交渉先との交渉が決裂した場合に備え、インドのルイア・グループを予備交渉先に選定しました。
双龍自動車は1997年の通貨危機の影響で経営破たんし、2004年10月に中国上海自動車に売却されましたが、世界的な景気低迷などによる急激な経営悪化で、去年1月にソウル中央地方裁判所に日本の会社更生法に相当する法定管理を申請し、裁判所の管理下で経営再建を目指していました。
11月に本契約が締結されれば、およそ2年間にわたって行われた双龍自動車の売却作業は一段落することになります。

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