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上場会社の現金性資産70兆ウォン 新規投資を渋る

Write: 2010-08-23 15:08:06

今年上半期に、上場企業が持っている現金性資産は70兆ウォンを上回り、企業は新規投資を渋っていることが分かりました。
韓国取引所と韓国上場会社協議会が23日まとめたところによりますと、有価証券市場に上場された12月決算の会社が今年上半期に保有している現金性資産は合わせて70兆9500億ウォンにのぼり、去年暮れに比べて8.9%増加しました。
現金性資産とは、現金と短期金融商品を加えたもので、すぐに現金化が可能な資産のことをさし、この現金性資産が多いのは、企業が長期の新規投資を渋って、短期の資金運用を行っていることを意味します。
現金性資産を最も多く保有しているのは、現代(ヒョンデ)自動車で7兆2700億ウォンに上っており、次いで製鉄会社のポスコ(6兆4750億ウォン)、半導体メーカーのハイニックス(2兆4137億ウォン)となっています。
企業の実績は回復しているものの、企業が投資をせずに資金を保有しているだけでは、内需の低迷や雇用悪化につながる恐れがあると指摘されています。

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