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韓国・ボリビア首脳会談 リチウム開発で合意

Write: 2010-08-26 14:54:20

韓国とボリビアは電池の材料として有望なリチウム資源の開発研究で協力していくことが決まりました。
李明博(イ・ミョンバク)大統領は26日、韓国を訪れているボリビアのモラレス大統領と大統領府青瓦台で首脳会談を行い、ボリビアのリチウム資源開発と産業化に向けた研究に韓国企業が参加することで合意に達しました。
李明博大統領は、モラレス大統領に対し、韓国企業が参加できるように支援を惜しまなかったことに感謝の気持ちを表明し、モラレス大統領は、韓国の企業と研究所が示した熱意を高く評価しました。
ボリビアは世界最大のリチウム資源保有国で、ボリビア西部にあるウユニ湖のリチウム埋蔵量は、世界のリチウム資源のおよそ半分に相当する540万トンとされており、資源開発権をめぐり韓国、日本、フランス、ブラジルなどが争っています。
リチウムは、電気自動車、携帯電話、ノート型パソコンなどの二次電池の原料として使われており、スマートフォンをはじめとする携帯通信機器産業や環境にやさしい動力産業の急成長にともなって今後需要の増加が予想されています。
モラレス大統領はまた、ボリビアに進出した韓国企業の従業員に5年複数ビザを発行するほか、ボリビアの韓国大使館を早期に開設すると明らかにしました。
モラレス大統領はさらに、李明博大統領に対し、韓国政府の開発協力事業を拡大するよう求め、これに対して李明博大統領は、2014年までに2億5000万ドルの対外経済協力基金借款を支援するとともに、来年度の韓国の開発経験共有事業の対象国にボリビアを加える案を前向きに検討すると述べました。

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