金正日(キム・ジョンイル)国防委員長を乗せた特別列車は26日午前0時頃、 中国との国境地帯を越え中国に入ったものとみられています。
韓国政府の関係者が26日、記者団に明らかにしたところによりますと、政府当局は、こうした兆候を数日前から捉えていたということで、金正日国防委員長を乗せた特別列車は26日午前0時頃に国境を越え、中国吉林省の集安を経て吉林市に向かったことが確認されたとしています。
これは、丹東を経由していたこれまでの訪問ルートとは異なり、さらに金正日国防委員長が、年に2回、しかも今年5月の訪中から3か月しか間を置かず中国を訪問するのは前例がないことから、訪問目的を慎重に把握していると政府関係者は話しています。