政府は、2020年まで全国を1時間半以内に移動できる高速鉄道網を設ける計画を発表しました。
政府は、1日、国家競争力強化委員会、未来企画委員会など4つの委員会の会議で、KTX高速鉄道網の構築計画を決定し、発表しました。
それによりますと、慶尙北道(キョンサンブクド)南中部の大邱から南東部の釜山までの区間に高速鉄道の専用レールが11月に完成する予定で、これができるとKTXを利用してソウルと釜山との移動時間は現在より30分短縮され、2時間18分になるということです。
国土海洋部では、これについて、この間には新しい駅も作られることにもなっており、地域住民の便宜と観光客の誘致にも効果があると期待しています。
一方、政府は、2014年までに、ソウルと全羅南道(チョンラナンド)木浦(モクポ)市をつなぐ湖南(ホナン)高速鉄道のうち、ソウルから光州までの区間を、高速鉄道を利用して1時間33分で利用できるようにするほか、ソウル都心と仁川国際空港の間にも、KTXを運行することにしました。
そして、政府は、2020年までにKTXの運行区間をさらに増やし、車両の性能を高めて全国を1時間半で行き来できるようにする計画です。