先月8日に東海の北韓側の排他的経済水域で北韓の海軍によってだ捕され抑留されていた韓国のイカ釣り漁船「テスン号」と、乗組員7人が、7日午後 4時に、東海の軍事境界線を越え、韓国に戻ってきました。
東海の地方海洋警察庁によりますと、船長キム・チルイさんら乗組員7人を乗せた漁船テスン号が、北韓が通告していたとおり、7日午後4時15分頃、東海の軍事境界線で韓国側に引き渡され、だ捕されてから30日ぶりに解放されました。
テスン号は、北韓の警備艇の監視を受けながら海上の北方限界線までたどり着き、限界線の手前一定の地点からは単独で海上の軍事境界線を越え、待機していた韓国海洋警察の500トン級の警備艇2隻の護送を受けました。
乗組員7人全員は、午後7時頃、束草港に到着するものとみられており、束草港で、簡単な歓迎行事に参加した後、
だ捕された経緯などについて当局から調べを受けることになります。