週明けの韓国株式市場の総合株価指数（KOSPI）は、先週末のニューヨーク市場の上昇を受けて、1860ポイントを超え、今年最高値を更新しました。
27日の韓国株式市場は先週金曜日より9.82ポイント上昇した1856.42で取り引きを開始し、外国人と個人投資家の買い注文が多く、終わり値は1860.38と、今年最高値を更新、おととし5月20日以来の最高値となりました。
韓国株式市場の総合株価指数が上昇したのは、先週末のニューヨーク市場が製造業関連の経済指標が予想を上回ったことと住宅市場の指標が好転したことによるものです。
一方、ソウル為替市場ではウォン高が進み、27日の為替レートは1ドル1148ウォン20銭と、先週金曜日に比べて7ウォンのウォン高となりました。
日本の円に対するウォンレートは1362ウォン53銭と、1ウォン71銭のウォン安でした。
ドルに対してウォン高が進んでいる理由は、アメリカ政府のドル供給の拡大と、韓国の貿易収支の黒字、それに外国人が韓国の株式と債券に投資を続けていることなどによるものと分析されています。