来月11日と12日にソウルで開かれるG20=金融サミットの期間中、会場のコエックス（総合展示場）の半径2キロ以内では集会が禁じられます。
趙顕五（チョ・ヒョンオ）警察庁長が11日、G20の総合治安対策を発表したところによりますと、G20の会場であるコエックスの半径2キロ以内では集会やデモが禁じられます。
また期間中にはコエックスの半径600メートルの地点に高さ2.2メートルのコンクリートの壁を設けるとともに、人と車両の通行を制限し、検問を強化することにしています。
またG20の前日の来月10日からG20首脳会議が終わるまで、一般人がコエックスに出入りすることは厳しく制限され、首脳会議2日目の12日にはコエックスのある貿易センター団地も出入りが制限されます。
また警察庁では会場周辺での交通規制でひどい渋滞が予想されることから、来月12日は「ノーマイカーデー」に指定し、ソウル江南区では車のナンバープレートの末尾の数字を奇数と偶数に分けて運転を自粛することも積極的に検討することにしています。