大量破壊兵器の違法な取り引きを遮断するため、韓国が主管する初めてのPSI=大量破壊兵器拡散防止構想の訓練が13日、釜山で始まりました。
「東方の努力10」と名づけられた今回の訓練は、初日の13日、韓国とアメリカ、日本、オーストラリア、フランス、カナダなど、10ヶ国の代表が参加して、外交や情報、輸出統制など、PSIと関連した意思決定過程について議論するセミナーが行われました。
2日目の14日には、釜山沖の韓国と日本の中間水域で、韓国海軍の駆逐艦やアメリカ海軍のイージス艦、日本の海上自衛隊の駆逐艦、オーストラリア海軍の駆逐艦など、4ヶ国の海軍艦艇が参加して、海上封鎖訓練を行います。
国防部の関係者によると、訓練は核物質や大量殺傷兵器を積んだと疑われる不審船を停船させ、内部を捜索するという想定で進められるということです。