故黄長燁(ファン・ジャンヨプ)元朝鮮労働党書記の遺体は、14日、大田(テジョン)の国立墓地に埋葬されました。
国家報勲庁は13日、先日死去した黄長燁元朝鮮労働党書記の遺体を、国立墓地、「大田顕忠院(ヒョンチュンウォン)」に埋葬することを決め、関連法によって黄長燁氏の遺体は国と民族のために大きな貢献をした人物が眠る国家社会貢献者墓域に埋葬されました。
ここには、1936年のベルリンオリンピックのマラソンで、日本代表として出場し、金メダルを獲得した故孫基禎(ソン・ギジョン)選手や、世界保健機関の事務総長を務めた李鍾郁(イ・ジョンウク)博士など25人が埋葬されており、黄長燁氏は26人目となります。
また、死後に勲章を授与され、埋葬者資格要件を満たした故黄長燁氏は、北韓の最高級幹部、そして労働党党員出身として韓国の国立墓地に入る初めてのケースとなりました。
黄長燁氏の告別式は14日午前に行われ、その後、警察の護衛のもと遺体は国立墓地に運ばれ埋葬されました。
黄長燁氏の弔問所には10日夜から14日午前までに3000人あまりが弔問に訪れました。