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「北韓が韓国との管制通信網を再稼動」 統一部

Write: 2010-10-18 15:30:47

北韓は哨戒艦沈没事件後の韓国政府の制裁措置に反発して、今年5月から一方的に遮断していた南北の民間航空のためのホットラインを18日午前から再び稼動させました。
統一部の千海成(チョン・ヘソン)報道官は18日の会見で「北韓が先週16日、平壌(ピョンヤン)飛行区域指揮所と韓国の仁川(インチョン)飛行区域管制所との間の民間航空の直通電話を18日午前から再開すると伝えてきた。これを受けて、18日午前9時頃、韓国の仁川航空交通センターと北韓の平壌飛行区域指揮所との間でテスト通話が行われた」と述べました。
南北間には地上2回線、補助として衛星網1回線の3回線の管制通信網がありますが、哨戒艦「チョナン艦」沈没事件を受けて、韓国政府がとった制裁措置に反発して北韓は5月から地上線を一方的に遮断していました。
この管制通信網の復元は、北韓側の飛行情報区域を通る外国の航空会社のためで、北韓は依然として韓国の航空機の領空通過を認めていません。
しかし北韓が一方的に断絶していた南北間の航空管制通信網を再開したのは、北韓へのコメやセメント支援要請、離散家族の再会事業の提案、南北軍事実務者協議の提案といった韓国に対する一連の融和ムードと同じ流れの措置とみられます。

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