今年7月から9月までの第3四半期の経済成長率は4.5%となり、この1年で最低の成長となりました。
韓国銀行が27日発表したところによりますと、今年第3四半期のGDP=国内総生産は前の年の同じ期間に比べて4.5%となりました。
これは今年第1四半期の8.1%、第2四半期の7.2%に比べて大きく下がったもので、これによって今年9月までの成長率は6.5%となりました。
韓国銀行は経済成長率が鈍化した理由について、製造業とサービス業は好調な成長を示したものの、農林漁業が異常気象などの影響で去年同期よりマイナス6.1%と、6年9か月ぶりの最低になったと説明しています。
このほか、輸出の伸び率が鈍くなっている一方で、民間消費は携帯電話や乗用車など耐久財に対する支出と設備投資が増えています。