この3年間、韓国の家庭食は健康のためのウェルビーイングと物価高、それに独り住まいに対応したメニューが増えていることが分かりました。
大韓商工会議所が、過去3年間の主婦の買い物の動向を調査したところ、ウェルビーイングの関心が高まっていることを受けて、黒酢などの健康関連のお酢の製品の消費が倍以上増えました。
また、日本の大震災の影響で放射能汚染への懸念が広がり、魚の消費は14%減り、比較的安全だとされる沿岸でとれた海苔の消費は22%増えました。
各種の調味料や香辛料、ごま油など、味付けに欠かせないものの消費も大きく増えました。
これは物価高の影響で外食が減り、家庭で料理することが多くなったためと見られます。
一方で、インスタントご飯など、各種のインスタント食品の消費は56%も増えました。
これは独り住まいが増えているため、簡単に調理できる食品が好まれているためと見られます。
食事を準備するための費用は月平均23万4369ウォンで、3年前に比べて5.5%増えました。