韓国の現代峨山が独占事業権を持つ北韓の金剛山観光特区で、北韓が別の外資系企業に対して観光事業を認可したことが13日、明らかになりました。
北韓問題に詳しい中国北京の消息筋によりますと、香港資本と中国の朝鮮族が投資した外資系企業の「観光有限会社」が、最近、北韓の金剛山国際観光特区管理委員会から、2026年末までの観光事業の承認を受けたということです。
この企業の出資比率は、香港資本80万ドル、朝鮮族資本20万ドルとなっています。
この企業は、乗客600人から1800人までのクルーズ船3隻を使って香港や中国東部だけでなく、ロシア極東地域から観光客を運ぶ計画で、さらに金剛山特区内では、カジノや免税店、ホテルの経営も行うということです。