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浦項製鉄設立者の朴泰俊氏の死去 哀悼の声相次ぐ

Write: 2011-12-14 13:40:35

現在のポスコ、浦項製鉄の設立者で元国務総理の朴泰俊(パク・テジュン)氏が13日午後、死去したのを受けて、国内外で朴泰俊氏の死を惜しむ声が上がっています。
李明博大統領は、13日、「韓国の産業化に大きく貢献した朴泰俊名誉会長が私たちを離れることになり、残念でならない」と述べ、故人の死を悼みました。
また、与党ハンナラ党のイ・ドゥア報道官は、13日、「朴泰俊名誉会長は産業化の立役者であり、そのおかげで韓国は貿易1兆ドルの経済大国に成長できた。故人の冥福を祈る」と述べ、最大野党の民主党は、論評を出し、「韓国が鉄鋼大国になるうえで、朴泰俊名誉会長が決定的な役割を果たした。軍人、企業家、そして政治家として国の発展に貢献した業績は高く評価される」と述べました。
そして、全国経済人連合会や大韓商工会議所、三星グループ、現代車グループなどの財界からも哀悼のメッセージが続きました。
さらに、日本の元首相らも哀悼の意を表しています。
森善朗元首相は13日、東京で記者らに対し、「1か月前に東京でお会いしたが、そのときも体調がよくないようだった。本当に残念でならない」と述べました。
また、中曽根康弘元首相は、連合ニュースに哀悼のメッセージを送り、「朴泰俊会長は、日本の新日鉄と提携し、韓国の鉄鋼業を一流基幹産業に育て上げた」と称えました。
一方、朴泰俊氏の遺族によりますと、朴泰俊氏が個人の名義で残した財産はまったくなく、朴泰俊氏は、遺言として「ポスコが国家経済の牽引役に成長したのを満足に思う。もっと大きく成長して世界最高になってほしい」という言葉を残したということです。
ところで、朴泰俊氏の葬儀は社会葬で執り行われることが決まりました。
社会葬は、国や社会に大きな功績を残した人物が死去した際、社会の有識者が自主的に葬儀委員会を設けて葬儀を行うもので、政府が争議費用の一部を補助することもできます。
日程は5日葬で行い、17日が告別式です。

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