メニューへ 本文へ
Go Top

北京の韓国大使館に銃弾

Write: 2011-12-14 15:05:31

北京の韓国大使館に13日午後5時ごろ、空気銃のものとみられる銃弾が撃ち込まれ、中国公安当局が捜査に乗り出しました。
北京駐在韓国大使館によりますと、大使館の建物の大型防弾ガラスに外部から銃の弾が撃ち込まれ、ひびが入ったということで、弾はお昼の時間に撃ち込まれたものとみられるということです。
事件発生当時、銃器の発砲音が聞こえなかったことや、見つかった弾の形状などから、空気銃を使った可能性が高いとみられています。
北京で韓国大使館が開設されて以来、銃弾が撃ち込まれたのは今回が初めてです。
届出を受けた中国の公安当局は、現場で銃の弾を収集し、どの方向から誰が撃ち込んだのかなど、特定作業を進めているということです。
この事件は、12日に中国漁船を取り締まり中だった韓国海洋警察庁の警察官が中国人船長に刺されて死亡する事件が発生し、中国に対する韓国国民の感情が悪化している中で起きたことから、特に関心を集めています。
実際に、13日は、ソウルの中国大使館前で韓国の保守団体による抗議デモが行われ、この過程で、中国大使館に卵を投げつけるなどの過激な行動がありました。
このため一部では、こうした韓国での反中国の動きがインターネットを通じてリアルタイムで中国に伝えられ、これに激怒した中国人が北京の韓国大使館に空気銃を撃ち込んだのではないかとの見方も出ています。
韓国大使館は事件の究明に向けて中国外交部などとの協議に入りました。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >