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牛の取引価格は下落 牛肉の値段は上昇

Write: 2012-01-05 15:23:05

牛の取引価格が大幅に下落しているなか、牛肉の値段は去年5月以降上昇を続けており、畜産農家の不満が高まっています。
流通業界などが5日に明らかにしたところによりますと、全国の卸売市場で、国産牛のうち高級肉の韓牛の枝肉の値段は1キログラム1万3385ウォンと、去年6月の1万1756ウォンに比べて13.9%上昇しました。
枝肉は、頭部と内臓、四肢の先端を取り除いた骨付きの肉をいいます。
牛の取引価格が大幅に落ち、畜産基盤の崩壊が懸念されているなか、牛肉の値上がりが続いている背景には、複雑な流通構造があります。
牛肉の流通構造は卸売りから小売まで複数の段階からなっており、最終消費者にたどり着くまでに、運賃や人件費など、様々な費用がかさんでいくことが問題として指摘されています。
一方、飼育する牛の数は多いのに対し、牛肉市場の開放で安い外国産牛肉が大量に輸入され、国産牛肉の消費が減り、牛肉の需給バランスが壊れ、国産牛の取引価格はこの2年間でおよそ30%も下落しています。
これに対し、政府はこれといった対策を講じておらず、不満を高めている全国韓牛協会に所属する農家の人たちは、5日、ソウルでいっせいに政府の対策を求める集会を開くことにしていました。
しかし、結局集会は警察の規制で開かれませんでしたが、今後もこの問題は尾を引きそうです。

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