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郭魯炫教育監に罰金3000万ウォンの判決 選挙法違反

Write: 2012-01-19 15:26:34

ソウル市教育監選挙で候補を一本化する際に、その代価として相手の候補に金品を渡し、選挙後のポストも提供したとして、公職選挙法違反の罪で起訴された郭魯炫(クァク・ノヒョン)ソウル市教育監に対する1審判決が19日、 ソウル中央地方裁判所で行われ、罰金3000万ウォンが言い渡されました。
郭魯炫教育監は去年6月のソウル市教育監選挙の際、同じく立候補したソウル教育大学の朴明基(パク・ミョンギ)教授との間で候補一本化を進め、その見返りとして
朴明基教授に選挙後に2億ウォンを渡すとともに、朴明基教授をソウル市の教育発展諮問委員のポストに就かせたとして去年9月に起訴されました。
裁判所は、郭魯炫教育監が朴明基教授に渡した2億ウォンは、候補辞退に対する見返りの性格があり、有罪が認められるが、郭魯炫教育監は金銭の提供に合意したことを知らなかったことから、事前の合意はなかったとして、罰金3000万ウォンを言い渡しました。
これに伴い、拘束状態で裁判を受けた郭魯炫教育監は釈放され、教育監職務に復帰できることになりました。
ただし、郭魯炫教育監は起訴されるまで辞任しなかったため、もし大法院で罰金100万ウォン以上の当選無効の刑が確定した場合は、教育監の職を失うことになり、補填を受けた選挙費用35億ウォンあまりを返還しなければなりません。
一方、裁判所は朴明基教授に対しては、当初5億ウォンの提供の約束を取り付けて候補を辞退しているうえ、数回にわたって郭魯炫教育監に金品を要求したとして、懲役3年と追徴金2億ウォンを言い渡しました。

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