フェイスブックに大統領をからかう文章を書き込み、波紋を広げたソウル北部地方裁判所の徐基鎬(ソ・ギホ)裁判官(42)が再任用審査を前に行われた基礎審査で「不適格」判定を受けたことがわかりました。
徐基鎬裁判官は2月1日、自身のツイッターで、日本の最高裁判所に当たる大法院から、再任用審査前の基礎審査で不適格判定の通知を受けたことと、来週の人事委員会に出席して再任用審査を受けることになったことを公表しました。
裁判官は、10年ごとに再任用審査を受けるようになっていますが、1988年以降、審査で最終的な不適格判定を受けた裁判官は3人に過ぎません。
これについて、大法院は、裁判官の再任用審査に関する情報は公開できないとして、徐基鎬裁判官が「不適格」判断を受けた具体的な理由については言及を避けました。