金滉植(キム・ファンシク)国務総理は6日、学校内でのいじめや暴力と関連した総合対策を発表しました。
それによりますと、一つのクラスを2人の担任教師が担当する複数担任制度を今年から中学校で導入し、来年からは高校に拡大することにしています。
担任教師は毎学期1回以上、いじめや暴力と関連して生徒とマンツーマンで面談し、その結果を親に通知することになります。
加害者の生徒の管理も強化し、学校長が即時に加害者の生徒を出席停止にさせることが出来るようにし、必要なら他の学校へ強制的に転校させることが出来るようにしました。
ただ、他の学校へ転校させる場合は、事前に更生プログラムを履修させるようにしました。
また、いじめや暴力の程度が重大な場合は警察が介入するようにし、特定の学校で2回以上、いじめや暴力に関わった不良グループがいるとする届出があった場合、警察は即時に調査を進めなければなりません。
さらに、学校での人間教育を強化することにし、大学の入学試験でもこの分野の評価を反映させるようにしました。