中東4か国を訪問している李明博(イ・ミョンバク)大統領は、トルコでの公式日程を終え、7日、次の訪問国、サウジアラビアに移動しました。
李明博大統領は、韓国時間で8日夜に行われるサウジアラビアのアブドゥッラー・ビン・アブドゥルアズィーズ国王との首脳会談で、核開発を進めるイランへの制裁措置としてイラン産原油の輸入削減を余儀なくされる場合に備えた原油の確保について重点的に協議する予定です。
また国際原油価格の急騰で経済の好況期を迎えているサウジアラビアの新都市建設事業に韓国企業が参加できるよう、積極的に要請する計画です。
一方、6日夜に行われた李明博大統領と、トルコのギュル大統領との首脳会談で、両首脳が、条件が折り合わず2010年11月に中断していたトルコの原子力発電所建設への協力再開に合意したことを受けて、韓国代表団が今月中にトルコを訪問する予定だと、大統領府・青瓦台のチェ・クムラク広報担当主席秘書官が7日、明らかにしました。