3月末にソウルで開かれる予定の核セキュリティーサミットに備えて、国内の港湾の警備が強化されます。
国土海洋部は27日、来月26、27日にソウルで開かれる核セキュリティーサミットの安全対策の一つとして、この日から国内の全ての港湾で保安点検を強化することにしたと発表しました。
また、来月19日からは仁川港など六つの主要国際港湾に入港する船舶について、保安点検のレベルを通常の1等級から2等級または3等級に強化することにしました。
保安点検レベルが3等級になりますと、保安検索が最高水準に強化され、港湾や船舶への出入り、荷役などが部分的に制限されます。
一方、李明博大統領27日、核セキュリティーサミットが開かれるソウル市内のコエックスを訪れ、「サミットを安全に開催するためには国民の積極的な協力が欠かせない」として、安全対策などで国民の協力を呼びかけました。